2月にオンラインで開催した「元気の出るアートプロジェクトfor能登」、作家とギャラリスト36名が参加してくださり、64点の作品を通して、ご購入者様と共に復興への思いと義援金を能登方面にお繋ぎいたしました。
多くの方と心を寄せることができ、感謝申し上げます。
できるだけ顔の見えるところに届けたいと思い、災害直後からのフェーズを見ながら、また被災地に携わる知人たちの声を聞きながら、最終的に下記のところにお振込致しました。
*元気の出るアートプロジェクトfor能登64件 合計352,000円(税込)
*ワッツフリーマーケット義援金 127,000円
*BASE(オンライン手数料)23,500円・・・A
*振込手数料 770×6件=4,620円・・・B
手数料(A+B)を差し引き合計 450,880円
ここから各窓口へ振込(詳細は下記)
(窓口合計45万円・端数はコンビニの能登義援金箱に)
1)10万円
富山のピーター・アイビー工房スタッフの方々が輪島ボランティアへ行かれた活動費として。(宿泊施設がないため車中泊と聞き、簡易トイレ、食費、ホカロンなどボランティアの人たちのサポート費用として)
▼工房の細川いつかさんのfbをご覧ください。
(2/7以降から関連情報)
https://www.facebook.com/itsuka.hosokawa.3
2)15万円
能登の塗師土田和茂さんを通して椀木地師の方々支援として。
https://www.instagram.com/kazushige_tsuchida/
3)5万円
輪島の塗師、赤木明登さんが窓口の「小さな木地屋さん再生プロジェクト」はじめ、復興活動支援として。
従来の徒弟制度をリスペクトしつつも、漆作家・職人さんたちが疲弊せずに仕事を継続できるよう震災を機に漆業界を刷新することに立場をとられたことにも共感しました。
https://www.facebook.com/akito.akagi.3
4)5万円 穴水災害対策本部
輪島以外の奥能登エリアに支援が行き届きにくい状況だったことから、
穴水在住の知人から情報を得て災害対策本部に託しました。
https://www.town.anamizu.lg.jp/kaikei/gienkin.html
https://twitter.com/anamizu_town
5)5万円 ほくりくみらい基金
災害直後すぐに立ち上げられ、幅広く北陸に携わっている窓口として。
https://hokuriku-mf.jp/
6)5万円(基金立ち上がり後振込予定)
一般社団法人減災ラボの鈴木光さんが災害後に視察とボランティアで能登各地域を訪れ、今後は能登町の看護支援基金を立ち上げ予定。
▼一般社団法人減災ラボ
https://www.facebook.com/gensai.lab
▼鈴木光
https://www.facebook.com/hikari.suzuki8
以上ご報告となります。
最後に、私ごとですが、東日本大震災、熊本地震のときに、友人知人の被災支援に携わったことから、災害を少しでも自分ごととして想像して考えるようになりました。
被災した人たちの、前を向いている姿や力強さ、明るさに触れ、逆に力づけられてたくさんの学びがありました。その学びを共有するために、地元で小さなチームを作り時々減災のための活動しております。
復興に向けて先が長いですが、被災地に元気が戻ることを願い祈っております。
「やれるひとが やれることを やれるときに」
ギャルリーワッツ山本詩野
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。