彫刻家・西浦裕太さんとイラストレーター・日下明さん、二人が織りなす世界。さわさわと心に触れるような。
会期中、日下さんが携わる絵と音と言葉のユニット「repair」のピアノと言葉担当・谷口有香さんによるBGMが空間を包みます。
帽子は楽しい、かぶるといつもと違う自分になった気がして。帽子は新しい自分発見。
日本の職人の技術、志の高さ、心遣いなどに共感し、出会った素材をもとに日本製にこだわった帽子作りを手がける苣木紀子さん。
今回は「え?あの紙が帽子に?」という驚きも。苣木さんの素材への探究心がとても興味深い。
そのままかぶってもよし、トップを少しへこませたり、つばを一部折り込んでみたり、そんなアレンジも楽しみながら自分に似合う形を見つけてくださいね。
帽子が苦手という人も、目に留まった帽子をまずは頭に乗せてみて。
セレクトショップディレクター、バイヤー、マネージャーを経た女性二人が手がけるブランド「Citta」。
シンプルで軽やかなモード感が心地よい。
立体裁断による着用時の立体感、ボリューム感にこだわったパンツやワンピースが並びます。今時季にすぐ着られるもの、また秋冬のニットワンピースのオーダーも。
記憶に刻まれた南国の温度や湿度感、空気の匂い…それらを具象で表現してきた廣川じゅんさん。
昨年は色だけで、その世界観を構成することを試みました。
それは観る側の創造力を掻き立てながらも、具象同様に、そこはかとない懐かしさ、記憶を旅するような感覚をもたらしたのが面白く、新鮮な経験でした。
今回は、形、色を組み替えながら構成、具象と中小の間を浮遊する作品に。また楽しみです。
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。