ガラスの素材を用いて、シャンデリアやジュエリーなど、
美しく大胆な造形に挑むヘロン範子さんの世界。
アパレルデザイナーやヨーロッパ在住などの体験を経てガラス作家の道に。
その根底には、ガラス素材の可能性はもちろん、
「人それぞれに持つ個性の美しさを引き出す」ことへの追求があります。
また、一般のガラスに比べ、透明度が高く、硬質で傷がつきにくいガラスを用いて、身に纏うガラスの遊びを飛躍させています。儚さや緊張感が魅力的に表現されたジュエリーを存分にお楽しみください。
ろくろの仕事で美しい形を捉える。また、釉薬の流れを研究し、オリジナルの色彩を作り出す。岩崎龍二さんの特徴を「形」と「色」の側面から楽しむ展。ワッツで初個展です。
第一弾は「フォルム」をテーマに「花器」を味わいます。
第二弾は「カラー」をテーマに「器」を味わいます。
佇まいの美しい岩崎さんの陶芸に触れてください。
*作家は13・14在廊
14日は17時~18時 作家を囲んでトークイベントをいたします。(無料)
今年の初めまでベルリンでソワレという文房具店を営んでいた只松靖浩さん。オリジナルの文具製作の他、写真や文章を通して作家活動も行っている。
熊本在住のカリグラフィー作家、米谷明香さんが作り出すのはとても静かで美しい世界。紙だけではなく石や石膏などにも文字を入れたコレクションにはまた魅了される。
ワイヤーアートの山田一成さんは、少年の心がそのまま残っている人。作品は、観た人をどこか懐かしい気持ちにさせる優しさがある。
山田さんの作った動物たち、只松さんの考えた物語、米谷さんが描いた文字がワッツの空間で、一つの物語を紡ぐ。
不思議そうな顔で
空を見上げる
大きな角の鹿たち。
僕たちは
彼らの角に降り立ち
行き先知れずの
旅が始まる。
かけらのせかい
雨のかけらが出た旅(オオツノジカ編)より抜粋
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。