彫刻家・西浦裕太さんと画家・Mobai(墨白)さんが繰り広げる世界。
観る側に果てしない想像の扉を開かせてくれる二人のアーティスト。
彼らが繰り広げるさまざまな風景の中に出かけませんか。
【Yuta Nishiura 西浦裕太】
「例えば白い紙に描かれた黒い点は、同時にその周りの白い世界をつくります。 この白い世界のもつ自由と永遠が素晴らしいと思います。 私は、彫刻という黒い点をつくることによって 同時に、風景という白い世界をつくりたいと思っています」
【Mobai 墨白】
中国福建省生まれ 現在は北京および静岡県伊東市を拠点に活動
「私は風景を持ち帰り、フレームの中におさめて作品にします。 フレームは時に鑑賞者を各々の風景へと誘う窓やドアとなり、 鑑賞者もまた風景の一部となります」
ワッツが「魔法の手を持つ人」と言っているTAILLISの川島秀雄さんが
hoght(ホホ)という名前でもうひとつの軸を展開します。そのスタートイベントです!
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ギャルリーワッツとの出会いから、いつも優しく背中を押され、多くの特別な機会をいただいてきました。
今回6度目にして初の個人展になります。
これまでTAILLISは色々なもののお直し、ものづくりのお手伝いをさせていただきました。
今回はその先にある活動のスタートラインになります。
このタイミングで迷いはありましたが、開催を決めてから約一か月、出来る限りの材料を寄せ集め、ものづくりをしました。
使われなくなった古道具や、古着、ヴィンテージファブリックを使用したリメイク品を展示販売します。
ご来場お待ちしてます。
*TAILLISお直し工房によるお直しの受付はいたしません。
極小のアンティークビーズを施したブローチやバングルなど、森本真由さんの上質な世界をお楽しみください。
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。