今年の小さなアーティスト展はアトリエtententoの子どもたちがワクワクをお届けします! http://tentento.com/
アトリエtententoのボス(主宰) 鹿又広祐より
「僕たちは自立を目指しています。
ここでいう自立とは、誰にも迷惑をかけずひとりでなんでもできるようになる
という意味ではありません。
今ほんとうにやりたいこと・やりたくないことは何?
と、心の中に住むもうひとりの小さな自分に聞いて、それが分かったら思いっ切りやること。
もしくは思い切ってやらないこと。誰かにお願いする、信じて頼ること。
それができるようになることこそが、自立であると感じています。
そしてそれはつまり、本当の自分100%で生きること。
子どものアトリエを始め、子育てが始まり
その中で見えてきたのは、今この時を本当の自分100%で生きる子どもたちの姿でした。
あれ?僕たちは本当に教える側なのか?お手本は子どもたちの方じゃないのか?
それに気づいてからは、できるだけアトリエでは子どもたちに口出しせず
見守ることを大事にしています。
大人の都合で描かせたり作らせたりせず子どもたちの自発的な衝動を待っています。
そうすると、子どもたちは無心で遊び始めます。
力みなく遊んでいる子どもたちは、アトリエにたくさんのカケラを落としていきます。
グニュっと握ったその手の形、その瞬間が現れた粘土
パレットに現れた完璧な色彩
青く美しい海みたいな色水などなど・・・
そこにはまだ子どもたちの気配や熱気や声が残っています。
床に置かれた沢山のカケラたちを、かがんで子どもの目線に降りてから、
摘んでまじまじと見て欲しい。海で貝殻を拾うような気持ちで。
そうして見ていただいた方々に、かつて自分も子どもだったときのこと
本当の100%だったときのことを少しでも思い出していただけたらうれしいです」
頭の中にたくさんの私がいる。
時々、おもちゃ箱をひっくり返したように、
どれがどれだか......でも、どれも私。
私の中の私を探して、
たどり着く 今日の私
・・・・・・・
峯子さんの絵の中に自分を見つけてください。
着心地と素材感、どこまでもオリジナルを追求するvolga volga。春夏スタイルもまたユニークに。
アメリカ在住ADO HINOさん企画。
「2年ぶりのワッツです。世界も周りも自分にも色々な出来事がありますが、
とにかくmove on!前に進もう by ADO」
昨年9月に長年暮らしたマサチューセッツ州からメリーランド州に移住。
1993年「KIFFA INTERNATIONAL」設立、その後コスチュームジュエリー「FILLY」を展開。2020年コラージュ作品「KIFFA DECO」を立ち上げた。2021年から「KIFFAみんなの展覧会」主催。今年は「move on」を自身のテーマにした作品を制作する。
HP:www.adokiffa.com Facebook:Kiffa International Instagram: adokiffa
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。