安全で上質な原材料をもとに、タイ北部の古都チェンマイで石鹸、バーム、ガス―ル(クレイ洗浄料)などの基礎化粧品の開発を手掛けるeavam。
シンプルで、美しく、心豊かな暮らしを大切に考え続けるeavamさんのものづくりに惹かれます。
使用後の肌のなめらかさに驚くほどのガスール。汗ばむ季節でも欠かしたくない保湿には使い心地の良いバーム。
夏の肌コントロールにも適したeavamの製品をご紹介します。
そして、今回は香りも優しいジャスミンバームの特別展でもあります。
高貴で縁起が良いとされるジャスミンは、神仏へのお供えにも使用されタイの人たちに愛されている花です。
eavamでは、ジャスミンを用いたバームを作っていますが、そのための花も自分達自身で育てています。
また、古くに行われていたアンフルラージュという、油脂を利用して花から香料を抽出する方法で、手間をかけながら丁寧に作っているのです。
年によって、ジャスミンの香りも少し違うといいます。
今年の気候は花にとっても厳しく、ジャスミンバームが限られた数しかできなかったということで、特別展という販売のかたちで分けてくださいます。
4日間のみの貴重な機会となりますのでぜひ足をお運びください。
また映像など空間演出とともにeavamならではの世界観も味わっていただけると嬉しいです。
「漁師は山の神様にも感謝を込めて祈りを捧げるんですよ」と以前、イラストレーターの矢田勝美さんに話を聞いて、驚いたことがありました。
山の広葉樹の落ち葉が土の微生物によって分解され栄養分を含む腐葉土になります。その栄養分が雨水に溶け出し、地下水から川をつたって海へ。植物プランクトンを育み、海と魚介類が育つといういのちの循環に感謝するのだと。
2021年の朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」の中で同じような発言があり、やっぱりそうなのかと改めて感動しました。
さて、漁師の家に生まれた矢田さんが、海で働く人たちを記録した「いのちをつなぐ海のものがたり」。
令和4年より高校生国語の教科書に採用されました。
そこで、矢田さんが「いのちをつなぐ海のものがたり」18年にわたる活動の集大成を全国各地で伝えたいという思いに共感し、ワッツを会場の一つに提供させていただきます。
漁師の家に生まれたイラストレーター 矢田勝美による、海を記録し、伝える活動「いのちをつなぐ海のものがたり」。
*新作絵本の原画の展示
「(仮タイトル)このよで いちばん おいしいさかな」
*ドキュメンタリー映像「三重県鈴鹿の漁業の記録」など
【プロフィール】
矢田勝美(やだかつみ) イラストレーター
三重県鈴鹿市生まれ。女子美術大学卒業。
ライフワークはドキュメンタリー表現活動。
@yadakatsumi98
https://www.yadakatsumi.com/
モチーフをほどよく抽象化し、色とかたちを組み合わせてガラスで表す福士遥さん。
記憶に残るおぼろげで親しみ深い情景を描くのに、柔らかい光の表情を持つパート・ド・ヴェールで制作しています。
今回のタイトルは宮沢賢治の本の一節から。心に響くものを「身になる」ものと捉えた言葉です。
子育てをしながら、”成長”の深奥を自問するようになり、最も身近で切実な行動である「食べること」からさらに、「見ること」「経験すること」などさまざまな現象を味わうことが人をつくると考える福士さん。
「たべもの」を広く捉えた作品が並びます。
「ひとつひとつが短い詩のようなものになったらいい」と話す福士さんの、行間や余白を大切にした展覧会をじっくり味わってください。
photo:Michiko ISHIKAWA
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。