20年以上のお付き合いになる周さん、版画からドローイング、油彩までさまざまな展覧会をしてくださいました。
ワッツが立体好きなことを知って、「こんなの作ってみたよ、面白かったよ」と紙立体を試みられたり、初めての油彩もワッツで発表されて、その時には投げかけた赤色にトライしてくださったり。
SNSにアップされるプリアージュコラージュをみながら、「周さん、久しぶりに展覧会やりましょう!」と声をかけようとしていた矢先の訃報。
作品は完成され、丁寧に整えられて、出番を待っている様子だと奥様にうかがいました。
ワッツの企画を立てるとき「1月は凛とした空気に周さんの作品展が似合うね」とは川﨑とよく話していたことです。
周さんが手を動かし続けていたぬくもりと共に、2024年は周豪展で始まりです。
制作の時も、鑑賞者の時も真剣で情熱的な周さんはいつでも本音。
芸術を追究する姿は厳しくも、ユーモアや奥深い人間愛を持っていらして、だから周さんと話すと清々しかった。
生涯芸術家で在られた周さんに送る拍手が、涙とともに止まりません。