20年以上のお付き合いになる周さん、版画からドローイング、油彩までさまざまな展覧会をしてくださいました。
ワッツが立体好きなことを知って、「こんなの作ってみたよ、面白かったよ」と紙立体を試みられたり、初めての油彩もワッツで発表されて、その時には投げかけた赤色にトライしてくださったり。
SNSにアップされるプリアージュコラージュをみながら、「周さん、久しぶりに展覧会やりましょう!」と声をかけようとしていた矢先の訃報。
作品は完成され、丁寧に整えられて、出番を待っている様子だと奥様にうかがいました。
ワッツの企画を立てるとき「1月は凛とした空気に周さんの作品展が似合うね」とは川﨑とよく話していたことです。
周さんが手を動かし続けていたぬくもりと共に、2024年は周豪展で始まりです。
制作の時も、鑑賞者の時も真剣で情熱的な周さんはいつでも本音。
芸術を追究する姿は厳しくも、ユーモアや奥深い人間愛を持っていらして、だから周さんと話すと清々しかった。
生涯芸術家で在られた周さんに送る拍手が、涙とともに止まりません。
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。