ドラマティックな色彩が魅力的な岩崎さんの器。スプレーで吹き付けることでグラデーションが生まれる岩崎さんのスタイルです。
窯の中で釉薬が溶けて流れて初めて見せる表情、形を焼き上りを想像しながら釉薬をかけるそう。
また近年の試みでは、灰釉薬を流しかけ、それが窯の中で溶けてダイナミックな流れになり、その表情に面白さを感じてきたと言います。
釉薬の奥深さに触れるべく。さらに様々な手法のかけ方で試みたという今展。
岩崎さん自身も思いがけない流れや景色、想像を超える面白いものが焼き上がってくることに期待しているとのこと。
岩崎さんと窯の遊びが見せてくれる世界へ旅をしましょう。
「春のよかん」と題し、スクリーンのような大きな白布に蝶や植物などのミシンドローイング。
「この部分をください」...そんなふうにお客様が欲しい部分を切り売りした大胆な展覧会は2016年のこと。
あの切り売りのドキドキワクワク感をまたやりましょう!ということで今回は絵巻物仕立ての物語が登場。
ワッツにNutelの森が広がります。
「木々をくぐって好きな絵を見つけてください」(by Nutel)
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。