今回のペロション展は、パスタやソースものに適した大きめのオーバル平皿や、ゆらいだフォルムが美しいシェルシリーズのボウルが並びます。
色彩ニュアンスと佇まいに、やっぱり美しいなあと使いながらしみじみ思うのです。ペロションの器とともに心の豊かさを味わってみてください。
(photo:Yutaka Yamamoto)
私たちが日常よく目にするポリプロピレン製のタグピン。簡素なこの素材をエレガントなコンテンポラリージュエリーにまで昇華させる感性。
何百もの単純なパーツをひとつひとつ手で繋げ加工する手わざにも感動します。
むやみな装飾でのごまかしは一切なく、ただシンプルに美しさを表現した作品は潔い知性を物語っています。keico fujitaのdodoシリーズがワッツに初登場
ローマ帝国時代に都市を構え、18世紀にはヨーロッパを代表するシルクの街として栄えた歴史と趣のあるフランス・リヨン。そこで、伝統あるヨーロッパシルクとオリジナルデザインを組み合わせて希少性のある服やスカーフを生み出す里佳さん。エレガントとカジュアルのバランスがほどよく、軽やかな春の着こなしに一役かうことでしょう。
曲線にこだわり、京都の職人さんと挑戦し続け実現したかぼちゃやシェルのようなラインを持つ日傘。雨の日がうきうきと楽しくなる傘。たっぷりしたメンズ傘も曲線がかっこいい。
彫刻家だったジョン氏が、傘で感性を表現したいと日本にやってきたのが約10年前。今では、そのフォルムを街で見かけると、ジョンの傘だ!とすぐわかる。ビニール傘が増える中、彼のセンスが溢れる、こだわりの逸品を持ちませんか。
日常の中で静かに存在感をもつ作品を作るピーター。それは自身の日常生活から生み出されたものが多い。潔いほどシンプルながら、ガラスと向き合う真摯な姿の美しさが不思議な色気として溶け込んでいる気がする。今回は50個の異なるゴブレットにトライしています。(定番作品やお重もでます)
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。