fukuyou -服用-
服用とは、衣服を身に着ける意味の他、薬を飲む意味として使われます。
なぜ、「服」と言う漢字が使われるのか。
中国の歴史書「書経」には「草根木皮これ小薬なり。鍼灸これ中薬なり。飲食衣服これ大薬なり。」
という言葉があり、
薬より、鍼灸より、飲食そして服を着ることがなによりもの薬であると書かれています。
ここから、服という漢字が使われるようになったのだそうです。
「服の原点」に戻ることをコンセプトに、自由に着こなせる貫頭衣
(布に頭を通す穴だけがあいたシンプルな服)を制作しました。
若林麻耶
“fukuyou”
“fukuyou” (Japanese) means wearing clothes, also means taking medicines.
Why is the the word “fuku”(means clothes in Japanese) used?
In “Shangshu” (an old Chinese history book) there is a sentence,
"Chinese herb is a useful medicine. Acupuncture is more effective medicine. Food and
clothing(fuku) is great medicine.”
It means that wearing clothes(fuku) is the most effective medicine in any medicines and acupuncture.
It is said that “fuku” has been used since then.
I made “kantoui” that you can wear as you like.
It is a simple type of clothing with a hole in the middle for the head
The concept is “the starting point of the cloth”.
Maya Wakabayashi
そろそろ、日よけが欲しくなるころ。遠矢さんの帽子がまたやってきます。希少なフィレンツェのアンティーク素材パーリャを使った夏帽子はもちろん、お菓子のようにちょこんと頭に乗せる軽やかなトーク帽や、線の遊びある帽子も登場です。建築畑出身の遠矢さんが創りだす頭上の造形は、エレガントさが加わり、とても素敵。心躍ります。
It’s coming. A season of sunshade.
You have a chance to see the hats of Ms.Yoko Toya this year, too.
You can enjoy the summer hats of antique straw from Florence, the light toques like sweets and the unique line hats.
They are so nice with the elegant form that Ms. Toya made. Who is a originally architect.
They make you exciting.
電気のパーツなどを取り入れ、ユニークな刺繍の世界を創りだす雅子さん。
今回は雑誌の切り抜きをコラージュして、その色彩をいかに糸で表現するかという
試みをツイストステッチでしています。
「そもそも、雑誌の切り抜き写真の色をどう解釈するかも、人それぞれ違ってくると
思います。そこがこの刺繍の面白さかもしれません」と雅子さん。
皆さんにはどう映るか、会場でぜひご覧ください。
Masako creates an unique embroidery world using electronic parts.
This time, she makes collage of the magazine clipping and expresses their colors by twisted stitching of embroidery threads.
Masako says, “Basically, when people interpret the color of the magazine clipping pictures, I think that the interpretation depends on each person. Which makes embroidery interesting.”
Please check her embroidery works with your vision in this exhibition.
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。