おおらかなラインを作り出し、トスカーナの豊かな自然の色を陶芸に投影するクリスチャンヌ・ペロション。
2000年に、日本で最初にクリスチャンヌの展覧会をさせていただいてから、毎年個展を。ワッツで最も長いお付き合いの作家です。
1999年に訪れたパリで、友人からクリスチャンヌの作賓を見せられました。
「どちらが好み?」
それは薄い磁土のシリーズと、厚手の作品でした。
少しめくれかけた紙にも見える薄い作品に釘付け、その感性にしびれました。
きっとこの繊細さは、お客様が怖がるかもしれない。でもこの美しさを伝えたい。
そして、その「シェルシリーズ」は、ワッツでは毎年欠かせないクリスチャンヌの顔になりました。