さあ今年もFREEMAN--Bのカシミア展が始まりますよ。
今年は特に、自然界の摂理を感じたといいます。
量や色に偏りが出る、思うようにはいかないということ。
だからこそ、山羊たちから頂けたもの、自然界から
巡って来たものを最大限として生かして、世に出す。
改めてFREEMAN--Bの原点を感じているそうです。
皆様に喜んでもらえるものにしたいという思いで並ぶ今年のアイテムと良き出会いになりますように。
中央アルプス、南アルプスに囲まれた南信州 伊那谷。
刻々と表情が変わる、ダイナミックな景色を堪能できるこの地で出会った五月女寛(陶・墨象画)と神藤啓介(アクリル画)が日々感性を共有し合う。
その響きをぜひみなさまにも感じていただきたく2人展を開催します。
<五月女 寛>
1969年、千葉・柏市生まれ。2005年、東京・雑司が谷にアトリエを開設。
以後、個展を中心とした作品発表を行う。従来の枠にとらわれない自由な発想のもと、
土と向き合いながら素材のもつ可能性を探究。手びねりで一つひとつ時間を掛けて仕上げる
方法を用い、オブジェ、器、花入れ等を制作。2017年からは土をキャンバスにした墨象画
を発表。2019年に信州・伊那谷に移住。豊かな自然に寄り添う暮らしの中で創作を続ける。
<神藤 啓介>
1980生、長野県出身在住。
2015年、「啓榕社」を立ち上げ、「生活=活き活きと生きる」「今、ここから始められる形」を標に、珈琲の焙煎や自筆本の製作、2020年からは絵も描き始める。
自分から離れて、自身やときどきの季節のうつろいに注目することで現れるものを味わうことを目指している。
そのために始めた四つ足、裸足のワークでの発見を伝える「ていたらく」や「本を読まない読書会」なども開催。
【神藤さんによるワークショップ「読まない読書会」】
*10/14(火)18:00-19:00 (参加費無料・先着5名)
*お申し込みは、staffinfo@wa2.jpまで
*内容:本を媒介にして、文字を見る、発声する、それを黙読すること、などをすると身体に起こる現象を体感。
ユニークなワークショップです。
歳を重ねる面白さを感じられることはとても素敵。嫌なことを避けようとしていた若い頃とはまた違い、酸いも甘いも今目の前におかれたことを味わおうと思えるようになり、日々は以前より奥深く、彩豊かになっている気がします。
刺繍、染色、女性の手仕事をテーマとして作品を創作する川野美帆さん。屋号ドーニャ(dona)はメキシコの言葉で「年齢を重ねた女性」を表すそう。
彼女も「日々を味わう人」に思え、一緒に展覧会をできることが嬉しい。
フランス、イタリア、チェコ、インド、ミャンマー、インドネシア、ケニアなどの18世紀から20世紀に生産されたアンティークビーズ。生成りの布や草木染めを施した布に、京都で生産している糸やデッドストックの糸。
それらを用いて手刺繍やミシン刺繍による「小さな織りもの」として制作。
そして、茶道具の制作や修復をする金属工芸職人に依頼した真鍮と合わせてドーニャの世界がカタチになります。