染色家 玉井佐知さん。
伝統の型染めを咀嚼し、独自の視点と手法を加味し表現する。
彼女が描く世界には、穏やかな中に凛と立つ存在の美しさが映し出され、なんというか勇気をもらった気になるから不思議だ。
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幼い頃の記憶−
お椀によそう
葉っぱを敷いて美味しそうに盛り付ける
つるつるの石は特別で
硬貨にも人にもなった
丸くて小さいのは私
角ばって大きいのは父親
果てしない時間の集積である石は
いつも近くに在った
石は何にでもなる
台湾のビッグイベント「島作」でキュレーションを務め、ワッツが携わる13人の作家をご紹介します。
四半世紀のおつきあいになるクリスチャンヌ。フォルムに魅せられた薄いシェルシリーズをメインに紹介してきましたが、クリスチャンヌの特徴は在住するトスカーナの自然の美しさに魅せられて生まれた色彩にもあります。今回はその釉薬に焦点を当てた展になります。