カタリナの日本初絵画展が始まりました。彼女との出会いは2年前の秋、リヨンに滞在していた時のこと。友人宅に飾ってあった小さな絵に目が留まりました。穏やかで心地よい存在感。私の関心に気づき、友人がパリに住む彼女のアトリエに連れて行ってくれたのです。チェロを学ぶ娘の演奏を添えてカタリナは私を迎え入れてくれました。その時、まだ陽は落ちていなかったのに静かにキャンドルが灯されていて、似た感性に嬉しくなったのを覚えています。
心惹かれるもの(作品)との出会いは、ときめきます。そこから繋がる人との出会いも自分を高めてくれます。
カタリナ展の空間に身を置きながら、さまざまな縁のめぐりあわせに改めて幸せを感じています。(A.K)