なにもない海原
ぬけがら
その静けさの中に
微に残っている熱
美術家として纏うものを手がける竹下洋子さん。彼女が描く線や色彩が纏う人のうちなるものと呼応し、街を歩き出す時、また新しい物語が始まります。自分の中にある秘めた熱が呼び覚まされる体験。
「子供の頃から絵を描く事と同じぐらい本が大好きでした。中身の物語も、本の手触りも、それは懐かしい記憶に繋がっている気がします。記憶を辿りながら、好きな本の世界観を、本だけを材料にして立体にしています。お気に入りの本で作る作品たちは作家が紡いだ物語を自分の記憶で再構成した物語の風景です。このギャラリーの窓から見える風景に、色々な物語の風景が重なりました。ここを訪れた人の記憶の風景とも繋がってもらえたら嬉しいです。小林雅子」
見慣れたプライス用タグピンを美の世界まで昇華させたアートジュエリー。
藤田圭子さんの素材に対する実験的眼差しが私たちをとらえます。5年ぶりとなる展。