洋子さんが描く絵画の根底にずっとあるものは「風景のようなもの」。現実的に出会った風景そのものでなく、絵画的要素で新たな風景を生み出す。見る人にとって触覚的にアプローチしてくる、絵肌そのものが絵画だと洋子さんは言う。
「肌景色」。編むことと描くことを行ったり来たりしながら、20代の頃からずっと持ち続けているテーマ。それを深めていく洋子さんのさらなる前進です。
今回はドローイングをメインにセーターも。
陶芸家として独立して14年
今年5月
そのほとんどの時間を過ごしてきた益子から千葉へうつります。
都内では、益子で制作する最後の個展。
益子の伝統釉を飴釉、糖白、益子青磁をもちいたうつわを中心につくります。
素朴かつ美しい釉薬たちに自分なりの感謝を込めて
藤井健一郎さんのアンテナに響いた欧州の古道具が、ことしもまたやってきます。
今回は、krankの家具とともに、福岡のショップ、TERCEIROが手掛けるYAA!!の作品もご紹介いたします。
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。