様々な人の手に渡り、時代を経てきた欧州の古い道具や家具たちの佇まいは美しい。Krankセレクトのそれらがワッツに今年もやってきます。今回はkrankと木工彫刻家・西浦裕太さんによる「遠い国を空想する部屋」がテーマです。どんな空間になるかわくわくです。
形のちょっとした部分が味にも影響するグラスの繊細さ。
「今回は、香り、味の視点で形を試みました」とピーター。
ソムリエのピーター・リエムとトライしたグラスを中心に、またピーターの世界が広がります
ストライプ、ドット、幾何学的な模様に、ヴィヴィッドなさし色を加え、ポップで楽しい大人のカットソー。はじけた高井ワールドをお楽しみください。
京都北部・京丹後市のちりめん製造業を生家に、幼少期より糸繰りや機織り機の音を聞き、絹糸が反物へと変化するのを目の当たりにしてきた大下倉(たかくら)和彦。染色の世界に身をおくことは自然の成り行きでした。その道を歩み始め、数多くのデザイナーズブランドとの協業を重ねていくうちに、彼の中にある思いが芽生えます。「 自分の『染め』は、機械的な表現ではなく、生まれ育った丹後の風や波のように、どれひとつとして同じものはない、自由かつ自然の美しさを感じるものをつくりたい」と。その想いで立ち上げたブランドが、『高蔵染』です。
人々の心に灯をともす「身に纏えるアート」をミッションとして、Tシャツ、スニーカー、ストール、バッグなどのファッションアイテムが並びます。
しっかりしたフォルムの中に、気軽にかぶれる心地よさ。春色をあたまに乗せて、軽やかにこの季節を楽しみませんか。日差しが強くなる夏に向けてディテールアレンジが効いた中折れ帽も。ワンピースをマニッシュに着こなしたい♪
ワークショップ中のステキな映像をクリエーターの末吉理さんが作ってくれました!
◎第一部
https://vimeo.com/576692933/e18b0fafec
アトリエtentento鹿又広祐さんのWSは、こどもたち自身が自分で描ける最大限の丸を描き、さらに次々描いた丸に顔を作るというもの。
「あ〜っ」と声を出しながら丸を描いたり、もちろん伝えた通りなんかにならなくて、自由奔放な出来上がり。でもそれらは紛れなくその子らしさが滲み出ていました。
彫刻家西浦裕太さんは、クラシック曲のカルメンをみんなで聴いて、そこから想像した景色やシーンをそれぞれが描くというもの。
すぐ描いちゃう子や、なかなか進まない子もいるけれど、最終的には自分の中から導き出した風景が表れて、同じ曲を聴いてもみんな違って実にユニーク。
将来、カルメンを耳にしたとき、体験した自由さ、人と違っても全然オッケーということをふわっと思い出してくれたらいいなあ。
小さなアーティストプロジェクトに賛同してくださった
土器典美さんが快く場所を提供してくださり、現代アートのギャラリーDEE'S
HALLで。天井高く開放的でお庭まである空間で子どもたちものびのび!典美さんが見守る姿があつよさんみたい、笑
でも確かにワークショップ中も、あつよさんがいました。
小さなアーティスト展がとっても厚みを増していて、感謝と感激です。